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教育のことしか書きません。たぶん。

ビジョンに求められる最も重要なポイント「共感できる」ということ

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ビジョンに求められる最も重要なポイント――それは「共感できる」ということです。

 

 今日は休みだけどずっとPTAのことを考えていたような気がする。それを担当する分掌ですが正直今まであまり興味がなかったし、分掌長といえどあまり関わらない感じがするな...と思っていましたがそうでもなく。というのは、ぶっちゃけ管理職や首席もこの仕事に触りたがらないのです。面倒なので。そして関われば関わるほど、本当に学校のことを思ってくれる保護者もいるんだなということと同時に無理矢理委員を抽選で決め、やりたくないのにやらされる人もいて、なんというかスジの悪い仕事になってんなという印象でした。

 

 自分が担当するわけなので、スジの良い仕事にしたいのです。現状維持を続けて、教員があまり関わりたがらない、保護者も嫌々ながらやる、というか大した仕事もないしむしろ何をやってもらおうかと悩むくらいなのに人だけ無理矢理あてはめているこの現状をみれば誰だってこんなのおかしいじゃんと思うでしょう。ただまぁ、昨日の部会は失敗でして、部会で話す前にPTA会長なりPTA実行委員会なりで、さきに話だしてたんですよね(笑)。決定権は正直PTAにあるので、教員がどうのこうのいうのもおかしな話なんですけど。そもそもPTAっていうのは学校からちゃんと独立した組織じゃないといかのです。ただ、なぜPTAを変えないといけないのか、何のために変えるのかというビジョンは皆さんに今後わかるように示さないといけないと思います。昨日、「委員のアンケートに理由なしで引き受けれないの欄を作れば0人になりますよ」という意見があったんですが(笑)、正直それはそれでしゃーないかと思ってるんですけど(笑)、もはやそれは保護者にこの学校のために協力してみよう、と思ってもらえない学校の問題だと思うんですよね。学校が何をしているかわかならい、行き過ぎた指導なんじゃないか、とか、もちろん高校なのでここに入りたいと思って志願してやってくるわけですけど、だからといってこっちに全部従えっていうのもおかしな話で、学校がやっていることに納得いかなければそりゃクレームもくるわけですよ。で、人が足りないだの近頃に親はどうかしてるだのいうわけです。うちの高校は1000人近く生徒がいるわけなのでそりゃ全保護者とうまくコミュニケーションを取ることは難しいですけど、保護者に良い学校だと思ってもらうことは大切だと思うのです。だからこそ、ただ保護者の労働力の搾取になっているこの状況は変えるべきだと思っています。特別な理由がない限り委員を辞退できないっていう文書がまわってくるって腹立ちません?こんなんじゃ学校と保護者の溝は深まるばかりです。学校本位すぎるんですよ、保護者のためって目線が皆無。もっと保護者にも参加してもらいたいし、学校のことを知ってもらいたい。絶対その方がいいですよね?だったら現状のままでいいわけがないでしょう。

 

あとは9月くらいの自分が助かりそうなので、仮説を羅列しておきます。

・現状の無理矢理委員をやってもらっているやり方を変え、引き受けてもよいと考えている人で集まり、その人たちでできるPTA活動をする方がお互いの満足感が高まり、保護者との関係性もよくなるのではないか。その過程をちゃんと外部に見せることで、良い活動だと認められれば自然とこの学校のために貢献してやろう!という人が増えるのではないか。

・というか現状のやり方では保護者と溝を作っているのではないか。

・もしその「引き受けても良い」で全然人が集まらなかったとしてもそもそも全然困らないのではないか。必要な活動は何なのか。というかそもそもPTA活動は何のためのものなのか。

・人が全然集まらなかったとしても、例えば体育祭だけ手伝ってくれる方募集、で集まるのではないか。

 

 この仮説で検証できるものをやりましょう。まずはPTAに入っていない保護者に聞き取りかな。ブログ書きながら思いついた。7月15日。