I wanna go to alps.

教育のことしか書きません。たぶん。

みん職フォーラム感想

 みんなの職員室オンラインというサービスがあり、今日はそれのみん職フォーラムに参加していました。Zoomを使ってオンラインで繋ぎ、講演をきいたり、パネラーの方の話に講師の方がコメントしたり、という感じ。

minnano.online

 

参加したのは昨日の西川純先生の講義一部、豊福先生の講義、石川さんの講義

 

 このフォーラムで考えたことは次の事

・1人1台のICTとそれでやれること。授業だけじゃなく、連絡事項の送信等、便利になることはしたらいい。生徒指導的な縛りが入ると生徒は使わなくなる。しかし、そのような縛り・ルールはゼロでいいわけじゃない。はじめの3ヶ月の様子が大事。教師も答えを知らない双方向的な授業をどんどんやっていけばいいと思うけど、僕が教えている物理の授業との住み分けはどうしたらいいか。物理学を学ぶ時間(今も普通にコマとして入っているコンテンツの授業)があって、総合的な探究の時間でそれを活用して物を実際に触る時間があればいいか。それを踏まえて教育課程をどう組むか。教育委員会が総合的な探究の時間を入れろといっている方向性は理解できる。入れさせただけではダメだが。やっぱりこのことについての研修はもっといる。

 

・なんの制約もなくなったとき、あなたは何がしたいですか?にどう答えるか。

 

・教育観をアップデートするというか、みんなが何を考えて仕事をしているかを知る機会はもっと作っていくといい。これが変化の大元。

 

・学校は政治。自分がやりたいことをするなら上手く立ち回らないといけない。力のある人と組む、一緒に動く、そのために根回しするなど。あんまり好きではないことだけど、自分がすごいと思っている人はやってきた人。信頼を勝ち得た人。物理準備室に籠っている場合ではない。

 

・自分は子どもの姿をどれだけ話せるだろうか。この子にどんなことがあった、どんなときにどんなことを誰に話していたか、授業、授業外に限らず。正直、いまはクラス40人の中でもあまり言えない子がいる。まだまだ見れていないし、わかっていない。自分の理想の教育を持っていたとしても、それが目の前にいる子とどれだけ関係性があるのか。現場の文脈と合わないものは結局意味なし。学校の実践や自分の考えを話す機会があるとしても、目の前の任されている子たちが絶対ということ。そこを外すなら現場の教員と言えない気がしてきた。

 

・公立学校は変わらなくていい。それってどのレベルのことを言っているのだろう。あのときはもはや石川先生に圧倒されていたので、「はぁー、そうなのか」で終わってしまったが、今は変わらなくていいってことはないだろうと思っている。豊福さんが言うような文房具としてのICTが入らなくていい?部活の問題・労働時間の問題は解決されなくていい?ただコンテンツを覚えてテストを受けて忘れる、の繰り返しでいい?多分、そんなことではないけど。魅力的に見えるイエナとかその他欧米など他国の教育現場はすごい!とか通信制がすごい!とかじゃなくて任されている目の前の現場を地に足つけて同僚と少しずつ改善するのが大事なんだという話だと思っておく。

 

そして今後に向けて何を変えるか

・学校は政治、は忘れてはいけない事実。ここの手を抜いてはいけない。やれば仲間がもっとできる。もっと楽しくなる。

・物理、理科のコンテンツをもっと学ぶ。自分の強みになり得るコンテンツをおおざっぱに書くと教育、理科(物理)、海外の教育を少し見た経験。理科をなくすと弱い。

 

 前から言っていることと変わらない部分もあるけど、3年目の終わりとしてはいいかな。参加していない人にはわからない(参加してる人もわからないかもしれない(笑))書きなぐりですが、久しぶりに教育のことを学んで、なんというかエネルギーをもらった気がします。特に石川さんの話でがつっといかれました。本も読んでみたいですがまずは理科を学ぼうと思います。3月22日。