I wanna go to alps.

教育のことしか書きません。たぶん。

最近の失敗

 今週はスタートは良かったものの、部活のこと、クラスのことが自分の指導不足のせいでゴタゴタしてしまいました。こういうことになってしまうのは基本的に生徒指導的な部分が弱いだけです。苦手で、逃げてきてしまったけど良い学校だから今まで大ごとにはならなかっただけ。でも、ちゃんと逃げずに指導できたことは良しとします...。強く言うことが癖づいてはいけないんですけど。

 

 携帯を使用してはいけない時間帯での使用を発見。前に1度別の生徒の使用を笑いに変えて見逃してしまったがその後にじわじわとやっぱりあれはいけないと思い、反省。考査前でもあったので勉強の邪魔にならないようにスマホの扱いには注意することと、学校での使用の注意の話をHRでした。それでももともと甘かったこともあり、今回の没収につながった。HR中の使用がわかったのでその子の名前を呼び、すぐに前に持って来てくださいと指示。場が凍りつくことがわかったが致し方なし。

 

 部活動で団体戦が近いこともあり、レギュラーメンバーのみの練習を指示。しかし、全員揃わない。体調不良は仕方ないものの、無断欠席と遊びにいくと他の部員に伝えて欠席。次の日の朝に指導するが、そもそもそれにも遅刻。言いくるめわれると思ったのか言い訳をたらたら流し、腹立つ返事をしたのでさすがにキレた。その後も普通に練習参加。それでは好意で見ている部活なんかやってられないので顧問をやらないことを伝える。その後いろいろと生徒と話し、まだ終戦はしておらず(笑)。

 

 伝えてたいことが伝わる表現ではないですが、無駄に優しく接してきた結果かなと思っています。部活は勤務時間内なら仕事だと思っていますが勤務時間外、土日は仕事だと思っていません。好意でやってるものだと思っているわけですが、それにしてもこっちで何から何までやってき過ぎたというか、それを当然のように生徒たちが受け取り続けるのはそりゃ当たり前だと思います。生徒の自主性云々言っているくせにただ練習計画を生徒に放り投げているだけで自主性もクソもねぇ...という状況だと自分で振り返っています。せっかくこの状況はよくないとお互い思えているので部の意識を変える良いきっかけにしたいとは思っています。もう顧問やめてもいいんですけど(笑)、真面目にやってきた子たちには見捨てるつもりはないからと言っている手前、それは無理かな。でもやっぱり指導できる人が顧問になるべきだとは思いますね。

 

 すこし話が逸れてしまいましたが、今までダメなことはダメだということ、ダメとはいいつつも笑いに変えてしまうところ、強く言い切れないところなど、どうしても生徒指導的な弱さがずっと自分の中でありました。それはやはり生徒のためにならないですね。見て見ぬふりをして楽をしてきてしまっていました。舐められるという表現は嫌いでしたが、やっぱりそれではいけない。強く言えることだけが舐められず指導が通る方法だとは思わないですし、教員の尊敬できる部分を生徒が感じ取ったりすごいと思える技があればいいと思いますがそれを上手に表現できるわけでもない。強く言って生徒を支配し、動かすことに味をしめてはダメですが、この人は舐めたらダメな人だと思われることは大切だと思いました。生徒が本音を言えるよう、強い上下関係を作らないようにしてきましたが、そのための手段は優しくするだけではないですね。

 ともかく、生徒指導から逃げてきたことによる失敗でした。10月17日。