I wanna go to alps.

教育のことしか書きません。たぶん。

ワクワク

 GWで少し時間ができたので、最近考えていたことをアウトプットします。もう明日でGWも終わり...明日は恵みの雨(部活休み)です(笑)。

 

 自分は教員歴5年目に入り、3年間担任した学年も卒業していきました(みんな元気だろうか)。今年も担任をさせてもらってますが、1年生ではなく2年生の担任です。1年間動いていた学年に入らせてもらっており、それはそれで新鮮味があって面白いです。4月は教員としてワクワクするもんですが、この1か月はワクワクしておりました(終盤疲れてましたけど)。ワクワクしてると楽しいですよね。そこで、「このワクワクはいつまで続くのだろうか」と思ったわけです。

 

 ここで少し部活の話。スポーツはワクワクするよねって話です。僕は基本的にスポーツが好きです。勝つことも嬉しいし、上手くなることも嬉しいし、友達とそれが共有できるのも良い。スポーツはいいものだと思います。部活に熱中する教員がいるのもわかります。生徒たちも熱心だし、指導に熱を入れれば勝ち上がるし、嬉しい。高校3年間での一番の思い出は?ときかれたら部活動と答える人も多くいると思います。これ以上熱を入れるかといわれたら微妙ですが、やはり大会は見ていて面白いです。プロとは違い、未熟さも多々見られるんですが、成長も感じられる。甲子園が好きな人もたくさんいますよね。そういうことだと思います。つまり、ワクワクするんです。正直、最近は授業をするよりも部活の大会を見る方がワクワクしています。のめり込んでいない僕でも、です。

 

 じゃあなんで普段の授業というか、学校生活がワクワクしないか。最近は早く家に帰らないといけない事情もあり、時短を意識して勤務時間内を効率良く回すことを意識していました。でも、それだけなんですね。今年、初めて持つ科目は無いので、教材準備が間に合わない!ということはないです。今まで考えたものを改善しつつプリントを作成していますが、ちょっと忙しいと思ったときは手を抜いてしまって全然改善しないまま刷ってしまうこともありました(反省)。やっぱり新しく考えたり試すことが無いと、ボケるというか、飽きるというか、ワクワクしないのです。きっと、僕だけではないハズ。こんな実践をしたい!これを体験させたい!等、熱量がないと毎年毎年ただの消化試合で、それこそYoutubeにあがっているような教材で生徒らも勉強するほうがいいんじゃないか、と思えるわけです。

 

 生徒側から少し考えると、普段の学校生活(部活を除く)でワクワクするポイントがあるでしょうか。体育祭、文化祭、球技大会、修学旅行以外でワクワクしているでしょうか。なかなか無いんじゃないでしょうか。小学校にボランティアにいったときに、こんなに勉強が楽しそうなのは凄い...と思ったのですが、高校生は全授業ワクワクしてる人なんてまぁ、いません。何個か面白い科目があると思えた人は良い学問に出会えたラッキーな人です。大半の時間が授業なのに、だいたいの人は入試で使うから、テストがあるから、というモチベで過ごしていると思います。というのも、自分が結構そんな感じでした。高校生のときに、土日も部活で休みがなくて、授業もただただ座って受けさせられて、これは何が面白いんだ...と考えたことがありました。これもあって、何とかこの状況を打破できないかなーと思うわけです。

 

 これからも時短は大事だと思って働いていきます。でも、それで生まれた時間をもっと自分にとってワクワクするために使いたいと思っています(部活以外)。チームに貢献できることは嬉しいんですが、それだけではなくて何か、新しいムーブメントを作りたい。一人一台端末が配られるらしいですけど、それの良い使い方だったり、探究の授業作り、パフォーマンス課題の作成などなど...。それも一人ではなく、小規模でいいからチームで。それなりに上手く仕事をこなせるようになったので、次はもっとワクワクすることに向けて動きたい。教員がワクワクすることが学校・生徒に良い影響を与えると思うので。伝統校、N高などの新しい学校、その次はその学校の先生たちがやりたいことをやっている学校が勢いを持つと思っているので、そこに向かえたら、と思います。

 

5月4日。