I wanna go to alps.

教育のことしか書きません。たぶん。

久しぶりに冷や汗かきながらの授業

 先日の物理の授業の話。新しい単元となり、今までの教師人生でまだ教えていない波動の内容に入りました。物理基礎で波は少し習っているのでまずは復習から。ここまでは順調。ここから正弦波が来る時のxでの媒質の振動はy=Asin2π(t/T-x/λ)で表されることを導出したのですが...自分で説明していてどうも納得がいかない。わかってないわけじゃないのですが、彼らにわかるように説明する具体例の準備が足りていなかった。特に位相が2π(t/T-x/λ)で表される部分。前で説明していて冷や汗をかきました。なんというか、教室の空気が凍っている雰囲気って教師やってる人ならわかるじゃないですか、あの感じでした。寝る生徒も増えるし...(笑)。あぁ、なるほどという顔をしていた生徒もいましたが、わかったのは2割程度か。去年、電磁気を教えているときもよくありました。そう何回もあってはダメなのですが。力学よりも難しいのでかなり余裕をもって準備して授業に臨まないと自分がまず全体に説明することだけでいっぱいいっぱいになる。そして説明中にここの準備(理解)があまかった、と感じてしまう。反省です。

 それと同時に教えることが学ぶための一番の方法かなとも思います。自分が教科するのではなく、その部分は生徒たちに味わって欲しい部分なんですけどね。とはいいつつもやはりまずは自分がもっと教材を理解しないといけません。結局、いま自分が最もすべきことは物理をもっと理解することで、それは去年から変わらないと思います。最近意欲が高まってきているので少しずつ積み重ねていきます。1月25日。