I wanna go to alps.

教育のことしか書きません。たぶん。

身内で勉強会

 大学院時代の同級生・後輩たちと読書会。僕は残念ながらリモートで参加。次回は直接話したい。

 

本はこれ。

 

 

 

 Amazonの買い物かごには入っていたけど買ってなかった本でした。

 

 まずこういう読書会的なもののがあることの大事さを実感しました。自分は弱い人間なので、すぐ趣味のことに時間つかっちゃったり、その他何かしらの忙しさを理由にしてやらなかったりで、本を読むことが進みません。むしろ「読むは日常・書くは非日常」として堀先生が、長期休暇中に本を読むのではなく、時間があるときに書くことをすべきと言われてました。

読むは日常、書くは非日常(「授業力&学級経営力」2019年3月号)|堀 裕嗣|note

 

 なかなか達せないレベルですけど、普通の日は時間があれば登山用の地図とにらめっこではなく読書、長期休暇中はアウトプットということができたらいいですね(やりたいと言ってるようではダメなんですけど)。次回のフォーラムはインプットのためのアウトプットより、もっとがっつりアウトプットの方がいいかも?

 

 もう少し全体的な感想を言うと、この本は本当に良い本だと思います。教員を目指す学部生や院生は読むべきだし自分たち若手(というか自分)は日々の実践のフレームを作ったり、振り返りができました。そもそも授業とは、今後目指すべき授業とは、「教科する」授業とは、評価のこと、校内研修などなど...。もう少し時間があれば本当に1つ1つの章でもっと各学校の事例、自分のやり方を1人1人発表していけたら具体性がさらに増すかなと思います。かなーり時間食いますが。だから頻度あげてもいいんじゃないかなーと思います。和やかで羨ましかった~。こういうのがあるだけで、2学期が楽しみになってきますよね。

 

 自分は教材作りのところが担当だったので(4章)、そこから考えたことを一つ。前々からこのブログで言ってるんですが、自分がすべきことは物理の勉強。大学のときの本を、と思うと難しくてなかなか手をつけられないので、もっと軽い本をすべきなのかもしれない。もっと教科・教材と向き合わないといけないんですね、「教科する」授業を作るためには。ただ、「教科する」授業は作ろうと思って作るんじゃなくて、教材研究を楽しんでやっているうちに、「お、これは一緒に考えたら面白いんじゃないか?」と思える質の高い教材ができるんじゃないかと思っています。狙って作れるものじゃないような。エッセンスはこの本に書いてあって、少しずつ近づいていける、普段の授業が質の良いものになっていくのかなと思いますが、生徒も教師も満足度の高い「教科する」授業はそうやって作られるんじゃないかなーと、なんとなく思いました。その域に達するには、あとは教材研究を楽しめるかどうかかなと思います。そもそも面白い・質の高い授業をする人は勤務時間内の準備にとどまらず、寝る間を惜しんで準備しちゃうような、そんな習慣になってる人なんじゃないかなと思います。

仕事と実践|堀 裕嗣|note

 いやちょっとレベル凄すぎ...笑。勤務時間がどうのこうの言ってたら、正直自分が納得できる仕事できないんじゃないかなというのが最近の気持ち。だからといって勤務時間内をだらだら過ごす気は無いです。

 

 話が逸れましたが、寸暇を惜しんで勉強しましょう。多分、その方がいい授業ができて、仕事を楽しめます。このような勉強会をしたら、次回(年末?)には何か報告できるようなものがあった方がいいですね。そういった仲間を各校で作ることも大切かと思います。例えばお互いに授業を撮影して指導言がどうなっていたかをチェックするとかね。おんなじことばっかり言ってんだろうな...。

 

 では今日はこのへんで。8月11日。