I wanna go to alps.

教育のことしか書きません。たぶん。

休業する意味

 終業式も終わり、春休みになりました。今年度も数えられるほどになりました。今年度が終わると、しばし休業します。4月からは育児休業をとることにしたのです。

 

 昨年6月に第一子が生まれ、その直後も少し休ませてもらい、夏休み中もほぼほぼ休みと、かなり周りに支えてもらったのですが、次は4ヶ月の休業です。8月中に復帰しようと思っています。これは今年度始まる前からそうしようと決めていました。今日も1日子どもと一緒にいたわけですが、まー大変なんですね。寝てる時間がどれだけ嬉しいか(笑)。もちろん可愛いので、遊んだりお世話したりは苦痛ではないですけど、0才なので基本つきっきりで、すべきことをしていたらやっぱり時間は消えていきます。自分の時間なんて全然ないですね。このタスク量の多さを奥さん1人にすべて任せるわけにはいきません。普通に病みます。2人で分担しても大変なのに1人ってほんまに平日すごいな...。こっちは仕事いってるんだからちょっと多めにみてよ...と思うこともありましたが、正直家の方が忙しいです。いま働けるのは奥さんが子どもの面倒みてくれてるからだなという感覚はとっても大事な気がしてます。そして、奥さんにもキャリアがあります。そういったことも考えて上で、生まれる前から育児休業を取ろうと考えていました。公務員だし、取りやすいしね。でも、やっぱり気を遣うなーとは思いました。講師だって決まらなかったらいまいる人の負担になるだけなので。無事代替講師も見つかったみたいでよかったです。

 

 さて、クラスの生徒には終業式の日の最後のホームルームで伝えました。反応は、おぉ~といった感じ。どっちかというとすげーって感じ?自分のクラスの影響を考えたことはなかったんですけど、やっぱり何かしらの影響を与えるんだなぁと思います。少し勇気づけられたというか、嬉しかった話が同じ学年の担任のおばちゃん先生から「先生が育休を取ることでね、あの子たちに良い影響があると思うんです。今はへぇ~ってだけかもしれないけど、大人になったときにそういえば担任の先生も男性で育休とってたなーって何人か思うかもしれないでしょ。それで男の人の育休につながるかもしれないしね。やっぱり先生が育休取るのはかっこいいことなんですよ~。」と言っていただいたのです。自分としてはやっぱり労働での権利を行使なので、もちろんダメなわけではないんですけど、正直最後まで担任したかったなーという思いが無いわけではないし、ちょっと名残惜しかったり、年配の人からいい思いされてないかもなーって感じもあったりしたんですが、これも彼らへの一種の教育なのかなーと思った次第です。勇気づけられる有り難い言葉でした。復帰したら、さらに貢献しようと思います。