I wanna go to alps.

教育のことしか書きません。たぶん。

先の見通し

 今日はサッカーの話。昨夜、決勝トーナメントでクロアチアに負け、ベスト8進出はならず。まだその壁は高い。さぁ、これから何をすべきか。当然作戦など戦術面のさらなる工夫は必要だし、個々の力をあげることも重要。ではそれらが伸びるためにはどんな環境が必要?朝から勝手にそんなことを考えてました。 

 

 

 最近こんな本を読んだこともあって、その影響を受けています。日本のサッカーを強くするためには強化試合も大切で、もちろんどこといつ組むか(自分的にはコスタリカみたいな引いてきたチームのゴールをこじあける練習をすべきだと思うし、そのためのマッチメイクをした方がいいのでは?と思っている)、その日程は欧州のリーグに影響は無いか(あるなら相手が本気ではない)、日本に来てもらえるか(日本のスタジアムでやれば観客も入るしテレビもやれば見る人も増えて注目度も増し、子どもは憧れるし当然スポンサー収入も増える)、などなどとにかく考えることが山のようにある。さらには最終予選の開催も自国の有利になるような交渉も必要であり、何でもいいよという態度では自国にとって不利な日程・場所になることもあってとても重要なのである(スペイン戦のVARによるゴールも欧州が文句を言っているのに対して黙っていてはいけない。そんなことでは不利になるルールを食らわせられるかもしれない。)。ドーハの悲劇は有名だが、あれは日程的にかなり不利で、選手の疲労的にも結構苦しかったそう。ただ選手の集中力が切れたとか、そういうことだけではなくそれが起こってしまう原因がピッチ外でもあったということらしい。いやはや、本当にただサッカーをしているだけでは勝てないのだと思います。

 

 ドイツ・スペインに勝ったことでさらに強い国とマッチメイクしやすくなるんじゃないかな。場数を踏むことは大切だと、決勝トーナメントなんかを見てたらやっぱり感じるわけで。そうなれば、今までの伸び率よりもっと、2次関数的に成長できるんじゃないかな。そうなれば次はベスト8までいけるでしょう(次は参加国が増えるみたいですが)。選手も応援する側も、今回の大会のことを忘れなければどんな国に当たろうともいける、勝てると思える。このメンタリティーはこれまではなかったわけですので、この経験を武器にした選手たちが集まってどんな試合を見せてくれるのか、また4年後の大会が楽しみです。そのためには、選手のみならずそれをサポートする人がどんなストーリーラインを描くか、が大切だと思うのです。まず4年後・8年後のこと。仮でもいいので、何でも見通しが大切だなと感じた次第です。

 

 最後に。スポーツってほんとシンプルに人を幸せにする力があるなと思いました。普通に見てて面白い。他の人とそのことについて話すのも面白い。絶大な力を持ってるなと思ったし、だからこそ少子化で子どもが減っていく中で、各スポーツが子どもの奪い合いになるし、今までのやり方に固執していたらそれこそそのスポーツをやる人が減っていって衰退していくんだろうなと。野球部も坊主にする文化、さっさと無くしましょうね。うちの野球部はそれがなくなったので良かったです。笑

 

12月6日。