I wanna go to alps.

教育のことしか書きません。たぶん。

やりがいがあるか

 人の異動の話は結構ウラで情報が流れるのが職員室。デリケートな、プライベートな問題もあるのでおいそれと拡散してはいけないものですが、こういった話が好きなのも人間。ただ、ちょっと今年はいろいろありすぎる...。

 

 ええ、他府県にうつるの!、とか、ええ!部活動の希望で異動希望したの!とか。もちろん詳細は書けませんが、予想外にも異動を聞いています。ここまで聞くのは初。でもなんでこんなに異動希望するのかって話でありまして。昼食後、ぼんやり考えてました。

 

 当然家庭の事情もあるので、これさえあれば解決!ってのは絶対ないんですが、大切なのはその組織はもっと良くしたいと思える組織か、ってことです。貢献したいと思えるか。チームとして成熟しているか。やりがいがあれば、そう簡単に離れないと思うんです。楽しいから。その時間が有意義だから。むしろプライベートな時間を使ってまでも貢献したいと思える。でも、そう思えなくてただ現状維持が続き、むしろ現状維持どころかよくわからない作業が増え、一緒に困難を乗り越えるはずのチームも成長せず上っ面の関係のまま続くのであれば、嫌にだってなる。新天地にいって新しいところで、次こそは頑張ろうとも思える(ぶっちゃけこういうのは往々にして上手くいかないですけど)。人がどんどん離れていくのは我々一般教員の管理職への評価の一面でもあると思います。もちろん管理職にすべての責任を押しつけるつもりはありません。でも、管理職など、上の立場の人がこういったビジョンでこうしたい、なぜならこうだからである、その先はこんな未来があるから今はこうだから頑張ろう!と熱を持って伝えないとまとまらないと思うんですよ。特に教師は個人でやる部分が強いので、勝手に一人でやる方向に走りやすい。全体としての指針は絶対にいると思います。正直、いまは無い。こまかい提案はあるとしても、それが全体としては何を目指していて、その中の何を担っているか、というのは全くない。良い人なのはわかってます。でも、それだけなのです。

 

 さて、どうしましょう。生徒たちのために働くのが僕らです。内部で足を引っ張っている時間なんて無いんです、正直。4月から少し立場を持つわけなので、ここは頑張りどころな気がしてます。どこまでできるかな。2月15日。

 

 ちなみに、昨日のブログの人とはさらに話し、確かに担任の側面としても楽だった、でも負の側面としてはこんなところがあるよね、と話ができました。信頼してる人だったので、ちょっとショックだったんですが、やっぱりちゃんと対話できる人で嬉しかったです。良い日だ。

 

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